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Enjoy《ゆーぽぴあ・遊歩記》

           第67回遊歩

  ≪ゆーぽぴあ&ぴあ・さくらんぼJoint遊歩
さわやかな深緑の箱根路と
    箱根仙石原温泉を訪ねて≫








  遊歩日:   2008年6月16日(月)〜17日(火) 1泊2日
  遊歩先:   箱根〈芦ノ湖周辺・箱根ガラスの森美術館・彫刻の森美術館・小田原         城址公園
  宿泊先:   箱根高原ホテル 0460-84-8595
  参加者:   総参加者    23名   女性(♀) 14名 男性(♂) 9名
         handicapped  10名  normal   13名

  6月16日(月)

 《行 程》

 三鷹駅北口(9:10)=環状八号線・東名高速道⇒御殿場IC⇒ガラスの森美術館⇒箱根高  原 ホテル(宿泊)

 ≪遊歩記≫ 

 《ゆーぽぴあ》&《ぴあ・さくらんぼ》Joint 「みたかふれあい箱根路BusTour」の総参加者23名が、揃いバスは三鷹駅北口を後にして、東名高速に入りウィークデーで空いている高速道路を快適に進んで行く。この「みたかふれあい号」の大型バスは、三鷹市が市民の福利厚生のために運営しているバスで、利用する団体が高速道路の料金を支払えば後は、三鷹市が助成をしてくれる福祉制度で、毎年この「みたかふれあい号」のバスを利用し、こうして1泊の旅行をしている。バスの定員は39名で、そこに23名が乗っているのだから何ともゆったりとしていて、後方の二人掛けの座席では一人でそこにゆったりと寛ぎ座り銘酒をチビチビ飲みながらS,Mさん、K.Mさん等々のyuupolerもご機嫌のようだ。

 途中トイレ休憩を済ませバスは、御殿場ICを出て箱根路に入り、深緑に染まったカーブが続く急傾斜の車道を走り抜け仙石原に出て、食事処「」「そば吉」で昼食を取ることとした。ここのそばは麺の腰が強く味もまずまずであった。それに気に入ったのがグラスが冷たく冷やしてあったことだ。その冷えたグラスにビールを注ぎ一気に飲み干す、丁度喉が渇いていたのと暑かったのでそのビールの喉ごしが実にたまらない。甘露 甘露 (^_^)

 それから昼食を済ませ「箱根ガラスの森美術館」へ行きここで十分に時間を取り見学をすることとした。
 この「箱根ガラスの森美術館」は、緑あふれる森の中には中央の池を囲むようにヨーロピアンな建物が並び、館内に足を踏み入れれば、眩い夢心地な世界が広がる。15-18世紀にかけてヨーロッパの中世貴族が熱狂したヴェネチアングラス100点を展示する「ヴェネチアン・グラス美術館」、19世紀後半に再び復活した斬新な現代ヴェネチアン・グラスを展示する「現代ガラス美術館」がある。季節ごとの展示、イベント等も実施。ガラス工芸の体験工房もある。貴族の別荘を模した欧風庭園の広がる館内では世界のガラス小物、アンティークを販売するショップやイタリア人歌手によるカンツォーネの生演奏を行うカフェレストランがある。

 正直、男性諸氏は、余り興味の湧かない所だが、女性の方にとっては、興味津々の所であると見えて、和美などはガラス工芸の装飾品に目を輝かせて見入っている。早速、ピアスを買い求めたようだ。この箱根にはこのような類いの美術館が 実に数多いところだ。庭園を散策していると気持ちの良い音楽が流れてきたので、そちらへと向かいテラス
の白いテーブル席に腰を掛けワインを飲みながら生演奏のイタリア人歌手によるカンツォーネの歌声に聴き惚れる。吹く風が実にさわやかで気持ちよく赤ワインで顔を真っ赤にしながらそんな彼らの歌声に拍手をし至福の一時を楽しむ。

 そんな「箱根ガラスの森美術館」を後にして、今度は「箱根神社」へ向かった。杉の大木が両側に屹立している石段を昇り、歴史的変遷を伝える豪華なる本殿で頭を垂れ「家内安全、無病息災、商売繁盛、火災、盗難、交通事故よけ」の祈願をする。それにしても少し願い事が多く欲張りすぎたかな。 (^^;)

 そんな参拝を済ませ薄暮になった仙石原を今日のお宿「箱根高原ホテル」へと向かった。
部屋に入り、早速、温泉とばかりにタオルを肩に掛け大浴場へ行く。円形になっている浴槽からお湯が流れ落ち少し熱めの温泉は実に気持がよい当に「いい湯だな。・・・!!!」
温泉に入りサッパリとしたところで、気付けに銘酒を一献傾けキューッと飲み干す。部屋の男性諸氏は皆さん、yuupolerだから全く気兼ねが入らずいつもの定番で夕食の前のほろ酔いタイムとばかりお互い湯飲み茶碗で一升瓶から手酌で飲んでいる。

 やがてホロッとしいい気持ちになった頃、夕食の宴会タイムとなったので、我ら一同、宴会場へ行きyuupoler、S.Yさんの乾杯の音頭で宴会が盛大に始まった。それにしてももう少し小娘さんがいたらと思うのだが、何といるのは小娘(こむすめ)は小娘でもこちらは古娘(こむすめ)で、実に人生の年輪を刻んでいるシワがそれなりに風格を見せているからこれもまた頼もしいとは言えるのだが・・・  (;_;)

 飲むほどに食べるほどに宴は佳境には入り、U.Yさんのおなじみ十八番「武田節」が飛び出し、我も負けてなるかと鬱憤を晴らすが如くS,Mさんの「人生劇場」の歌が飛び出てヤンヤヤンヤの古娘さんから拍手喝采の声援を頂きS,Mさんも今日は久しぶりの外出に実に嬉しそうだ。

 そんな楽しい宴会もやがてお開きとなり、一同部屋に戻り一休みしてから今度はカラオケルームへ行き皆さん、持ち歌を疲労し持ち込んだ一升瓶も見る間に空になってしまった。約、2時間、歌と談笑のひと時を過ごし寝る前にもう一風呂浴びて一同満足をし床に着いた。  (-.-)Zzz


 6月17日(火)

《行 程》
 箱根高原ホテル⇒箱根彫刻の森美術館(見学及び昼食)⇒小田原城散策⇒御殿場IC=東名高速道・環状八号線⇒三鷹駅北口 解散

 ≪遊歩記≫

 早朝、朝風呂に入り、バイキングの朝食を済ませ一同、バスに乗り込み先ずは芦ノ湖の
湖畔を散策する。芦ノ湖はまだ早いせいか白くモヤが立ちこめているようで、外輪山もかすんで見える。私達は以前六つ星山の会で、東西交流会を行った際の会場であるバーベキュー地まで歩を進めた。このバーベキューの会場で、約、120名の山を愛する仲間達がお互いに交流と親睦を密にし、キャンプファイヤーを囲んで談笑をした懐かしい思い出が蘇った。

 そんな思い出に浸り、私達は再びバスに戻り今日の目的地「箱根彫刻の森美術館」へと向かった。この「箱根彫刻の森美術館」は、 20世紀を代表する世界的な巨匠、ロダン、マイヨール、ブールデル、ミロ、ヘンリー・ムーアや、国内の代表的な作家達の野外彫刻を中心に、ピカソ館を含めて約400点余りを常設展示している。ピカソ館をはじめとして、本館ギャラリー、アートホール、絵画館など室内展示場も充実しており、近代、現代の彫刻をはじめ印象派から現代までの絵画など、幅広く所蔵している。箱根の四季の自然と彫刻のハーモニーが、身も心もリラックスさせてくれる自然と彫刻が一体となった芸術ゾーンだ。

 ここで十分に時間を取り、各、班に分かれ見学をすることとした。館内では私達が視覚障がい者の団体と知り、係員が懇切丁寧にそれぞれの彫刻を説明してくれた。それから今度は外に出て広大な庭に点在する彫刻を見学する。S,Fさんは高齢のために足が悪くそのため、広い園内を散策するのは辛そうなので、車椅子を借りてそれを 私とyuupolerのS,Yさんとで押してあげた。「それからピカソ館」へ行きここでも係員から説明を受ける。それにしても凡人の私にはまるで芸術的な価値が分からずささっと見て外に出てお目当ての一つ、「足湯」の場所へ行きここでゆっくりと足を温めることとした。温度はかなり熱くそれが疲れた足にはとても気持がよい。そんな足湯を20分もしてから昼食を取るためレストランに行き生ビールを飲みながらスパゲッティを食べる。しかし、今日はウィークデーだけにそんなに観光客もおらず空いており、ゆっくりと出来るのが何よりだ。全く旅行はウィークデーに限るものだと改めて思い知った。

 それぞれに一同、昼食を取りバスに乗り込み予定では箱根湯本のベゴニアセンターへ行くこととなっていたが、変更して「小田原城址公園」へ行くこととした。皆さん、お昼もとり満腹となったせいかコックリ、コックリとバスの中で舟をこいでいる。実に器用なものだ。箱根路のカーブを何度となく曲がりやがてバスは「小田原城址公園」へ到着をした。小田原城への見学は時間的に無理なので、今は盛りとばかりに咲く庭園の菖蒲や紫陽花を見学することとした。その紫陽花が色鮮やかに見事に群れを成し咲いており、それはもう素晴らしい光景である。この紫陽花は当に梅雨の水無月に相応しい花であろう。

 そんな紫陽花の花を見た後、小田原城が見えるところまで行くこととした。今の小田原城は再現された城であるが、古の城は北条氏の栄華を誇る絢爛豪華な物だったのであろう。
そんな城を見た後、一同、バスに戻り、途中「すえひろ」のかまぼこ本舗にてお土産を買い求め東名高速に乗り入れ、途中の車内では、三鷹駅前に何時に着くでしょうという。「到着時間当てゲーム」を行いその到着時間に皆さん、期待をこめお互い談笑している。そんな和やかな雰囲気で、一路、三鷹へと向かった。